第15回全国障害者芸術・文化祭

公開日 2015年12月03日(Thu)

 パフォーマンスステージ部門に出演した音楽部は,隣接する鹿児島東高等学校吹奏楽部に賛助出演をいただき,3曲演奏しました。

 楽譜を読むのが難しい生徒も多い音楽部ですが,音楽が大好きという共通の想いで,練習方法を工夫しながら一丸となって本番まで取り組みました。特に,歌が大好きで音楽部に入部した一年生の田原有希乃さんは,映画『アナと雪の女王』の劇中歌「レット・イット・ゴー」を歌いました。DVDを何度も観て,「女王エルサ」の動きや表情を研究し,ステージ上ではエルサになりきって身体いっぱいで表現することができました。

 また,ステージのラストには,本校ダンス有志参加者も加えた総勢42人でダンスを披露しました。大きなホールに圧倒され,緊張もしましたが,出演者全員が精一杯の演奏・演技をし,私たちがモットーにしている「聴いてくださる方の心に響く音楽」をお客様に届けられたのではと思います。そして,舞台裏では本校イベント部がコンサートスタッフとして楽器の運搬やセッティングなどを行い,出演者全員を支え,大きな力を与えてくれました。

 この他,美術・文芸作品展の部門では,美術部の2,3年生徒5人の作品が展示されました。いずれも昨年12月に行われた第65回県高校美術展の入賞・入選作品であるため,応募作品ではありませんでしたが,展示会場入口正面に展示してあり,多くのお客様が足を止めて鑑賞してくださっていました。

 本番を迎えるまでに励ましのお言葉をくださった方々や,当日会場でたくさんの温かい拍手を届けてくださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

 

01音楽部の演奏

02『レット・イット・ゴー』を歌った生徒

03総勢42人によるダンス

04
美術部の作品