加世田常潤高校との交流及び共同学習

公開日 2015年12月18日(Fri)

 食品加工班と農業・園芸班は12月14日,福祉班は16日に,加世田常潤高校の食品工学科・有機生産科・生活福祉科と,それぞれ本年度2回目となる交流及び共同学習を実施しました。

 「果樹」の実習では,温州ミカンの収穫の実習の後,選別作業を見せていただきました。今年は台風や長雨で思うように収量が上がらなかったとのことで,果樹生産の難しさを感じました。 

1↑ 温州ミカンの収穫

11↑ ミカンの選別

 食品加工班はミカン果汁を使用した,かるかん作りを行い,作業工程や製造ポイントなどを教えてただきました。かるかん作りは初めての生徒達でしたが,食品工学科の生徒と協力して楽しく製造することができました。

2↑ かるかん作り

 農業・園芸班は前回に引き続き「養鶏」に取り組み,生徒たちはケージ飼いの鶏の卵と平飼い(地面に放して飼う方法)の鶏の卵の違いや,交配を重ねて良い品種を作っていく過程を知り,養鶏の仕事に興味を持った様子でした。

3↑ 養鶏(鶏の重さを体感)

 福祉班は加世田常潤高校の1年生と交流をしました。着脱介助を通しての交流で,生徒たちは緊張した様子でしたが,利用者の安全・安楽について生徒同士で話し合い,協力して介助を行うことができました。

4↑ ベットメイキング

6↑ 着脱介助

 学校紹介では,生徒が事前に発表原稿を考え,丁寧に発表を行うことができました。「ケアマネージャーの方へ」のパワーポイントでは,利用者が介護者に伝えることのできない思いを学ぶことができました。
5↑ 学校紹介

7↑ パワーポイント鑑賞