修学旅行 こぼれ話(8)

公開日 2016年02月08日(Mon)

  京都国立博物館前を通って,三十三間堂に行きました。この庭を白河総合支援学校東山分校の生徒は,ボランティアで庭の清掃作業をするそうです。国の重要文化財のボランティアをさせてもらうなんて,さすが京都ですね。
 三十三間堂という名称は、本堂の柱の間の数が,33本だからといわれています。成人の日には,弓道をたしなむ新成人が振袖袴姿で行射する姿を見ることができます。矢を射る場所は,建物の裏手になるそうです。三十三間堂の中には,1001体の観音立像があります。これだけ多くの観音立像があるにもかかわらず,同じ顔をしたものは一つもないそうです。1001体の観音立像は仰いだ角度のままで一人でも自然に,一つ残らず拝めるように計算して配置されています。よく見るとすべてが自分に向いているのが分かります。自分に似ている観音様が必ずあると言われています。探すのが大変そう。(本堂の中は撮影禁止です)

Dsc_0092白河総合支援学校東山分校の生徒が案内しています。

Dsc_0101
お別れの記念撮影です。ありがとうございました。