公開日 2016年09月23日(Fri)
日本では秋の花として親しまれる彼岸花。「リコリス」「曼珠沙華」とも呼ばれている植物の和名だということを知らない人も多いようです。正門の左に赤い彼岸花が咲いています。
映画や歌のタイトルにも使われたことから,日本では赤い花びらの彼岸花が一般的な名前として知られるようになりました。
通学路の土手に黄色の彼岸花が咲いています。緑の中の黄色は目立ちますね。
彼岸花の花は死や不吉なイメージが強いです。それは,「彼岸花を家に持ち帰ると火事になる」「彼岸花を摘むと死人がでる」「彼岸花を摘むと手が腐る」という3つの恐ろしい迷信があるためです。これらは,花色や花姿が炎を連想させることと,彼岸花のもつ毒によるものとされています。決して怖い花言葉をもっているわけではないのですが,死や不吉な印象があることから贈り物として用いられることはほとんどありません。
花言葉は,色によって違います。
白色:思うはあなた一人/また会う日を楽しみに
赤色:情熱/独立/再開/あきらめ/悲しい思い出/思うはあなた一人/また会う日を楽しみに
黄色:追想/深い思いやりの心/悲しい思い出